行ったことのないこと、やってみたことのないことをどんどんチャレンジしたい、という気持ちと、
「自分の機嫌は自分で取る」ことの一環として、
「そうだ、劇団四季の舞台を一度見てみたい」という突然の思いつきで、先日「劇団四季ライオンキング」公演を見に行ってきました。
初観劇の感想を書いてみたいと思います。
座席について
座席は2階S席4列目。
見え方はこんな感じです。
開演前の決められた時間のみ、写真撮影可のアナウンスがありました。
舞台が始まると、前の人の頭部で右側の階段部分あたりが見えにくくなりました。
前のめりで見たくなりますが、座席に背中をつけてみるように最初にアナウンスがあるので我慢です。
舞台は意外と小さいんですね。
小さめの舞台で広大なプライドランドをどう表現するのか、ドキドキワクワク。
目の前に広大なプライドランドが現れる
始まってみると舞台の小ささはまったく感じず、すっかり気持ちはライオンキングの世界へ。
歌声の声量、そして圧巻のコーラス。生音のパーカッション。
聴きなれたライオンキングの曲でたちまち鳥肌が立ってきました。
冒頭の動物たちが集合するシーンは、人間が表現していることを忘れるくらい「動物たち」そのものでした。
もちろん人が衣装をまとい、人が操り、人であることも丸見えの状態で演じているのですが、
一つ一つの動き、そして躍動感で舞台上は動物たちの集まるプライドランドそのものなのです。
ヤングシンバの表現力に感動
2階席なので顔の判別はつかないのですが(私の視力のせい?)
表情豊かに全身全霊でシンバの無邪気さ、あどけなさを表現していました。
セリフだけではなく歌やダンスの表現力も必要なミュージカルの舞台、しかも劇団四季の舞台に立てるレベルの子役です。
さすが、としか言いようのないヤングシンバの佇まいに感動しました。
終演後、検索してみたところその日によってキャストが違うんですね。
きっとどのキャストもクオリティーに差が出ないように厳しい練習をしてきているのでしょう。
その努力の成果を舞台上で伸び伸びと発揮している姿に、胸が熱くなりました。
お気に入りのハイエナ登場
ライオンキングの話の中では、ハイエナのシーンがお気に入りなのでとても期待していました。
シェンジ、バンザイ、エド。
この三人組がなぜか憎めないキャラで好きなんです。
期待を裏切らないそのまんまの世界観だったのが嬉しい!
人間があの薄気味悪いハイエナの動きを表現できるなんて、驚きでした。
何度か登場するたびに、「これこれ、そうそう、その動き」と思いながらニヤニヤして見入ってしまいました。
ヌーの暴走をどう演出するのか
舞台上で再現するヌーの暴走シーンはどんなふうに演出するのだろうと気になっていました。
実際にそのシーンを見ると、臨場感あふれる演出に圧倒されました。
一階席の前列で見るともっと迫力があるんだろうな、と思います。
ネタバレは避けますので、実際に見て体感してみてください!
百聞は一見に如かず
他にも感動的なシーンはたくさんありますが。百聞は一見に如かず、です。
見たことがない人には絶対おすすめ。
人生で一度は体験してみる世界観だと思います。
やはり「見たことのないものを見る」ということは新鮮な驚きの連続。
更に興味が広がって、次は「美女と野獣」「アラジン」「アナ雪」を見たい!という気持ちが膨らんできました。
「ライオンキング」もまた違う席で(できれば1階通路側の席!)で見てみたいな。
どんどん次の願望が膨らんでワクワクする気持ちになれるって、とても素敵なことですね。